俺にはいろいろな色があると言う、君。
それはどんな色だ?
虹のように美しいか?
澱んだ色もあるのだろう?
俺はそれが知りたい。
それを知っているのは、他者であるみなばかりである。
より知っているのは、親しい君たちだけだろう。
妻に訊けば、「白」だと答える。
またイタリアのカプリ島にある「青の洞窟」のような清んだ濃い青色だと、偶然にも答えた。
俺は少し嬉しかった。
なぜなら「青の洞窟」の美しさには感動を覚えるから。
心のいろが・・・、白のように純粋で、あの青のように清んでいるといい。かくありたし。
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