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連日の温かさに驚く今日この頃であった。

昨年ささやかな造園をした庭に、完成の一点を加える如く、俺は小さな沈丁花の苗を植えた。
それは予想通りのたくましさを見せ、ここ数日のうちにちらほらと花を咲かせ始めた。
新潟の実家の庭先に、日陰をものともせず、無数の花を咲かせていた大きな沈丁花。強く刺すような香りを俺は嫌った。
今、俺の庭先からあの香りをかすかに漂わせて、早い春を知らせてくれる。やはり好きな香りとはまだ言えないが、亡き母と育った古い家を思い起こさせる、切なく懐かしい香りになった。
俺の好みはおそらく、近いうちに変わるのだろう。

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今年のヴァレンタイン・デーは、俺のような義理チョコ専門の男には昨日で終わったようなものだ。
といっても、俺の家では2月14日はヴァレンタイン・デーというよりは娘の誕生日である。


午前中、歯科受診。先日傷めた歯の治療。
外れた銀の下は思ったよりひどい状態ではないようだった。
汚れた部分を少し削られた。
少し、なのだが、とても痛かった。俺は痛みに弱いのだ。
まったく、歯医者とは恐ろしい場所である。できるかぎり近寄りたくない場所のひとつだ。
新しい銀冠のできるまで一週間。仮止めをされ、いくつか注意をされて解放された。
①固いものを食うな。
②楊枝・歯間ブラシ使用の禁止。
である。

帰宅後、妻からチョコレートのプレゼント。さまざまな形と味の、小粒のチョコレートの詰め合わせで、いつもの店の品物である。
昨日もらったチョコレートを合わせて、それぞれ少しづつ食べた。それほどチョコレート好きではないので、大部分は家族の腹に入ることとなる。
やはり妻のくれたのが一番旨いと思う。

午後はしばらくネットで遊んで、勉強する。

夕食は娘の誕生日の祝い。誕生日の近い俺の祝いも兼ねて。
スヌーピーのアイスクリームケーキにろうそくをたてて、娘の好物ばかり並んだ。
鶏の唐揚に、筑前煮に似た根菜の煮物、ジャガイモの味噌汁。娘の渋い好みである。
俺のためにはレタスの「馬小屋サラダ」。馬が食うのかというくらい量の多い、俺向けのレタス料理。


何事もなく、静かに過ぎる一日。生まれたことの意味を想う。

強い南風の吹く一日。春一番かもしれない。

ヴァレンタイン・デーである。
古代ローマのヴァレンタイン司教が、禁止されていたローマ軍兵士の婚礼をした咎で処刑された日である。現代の日本においては、女性がチョコレートを贈って男に想いを伝える日とされる。
 ものものしく定義することもないのだが・・・。

今年のヴァレンタイン・デーの戦果。六個。
職場から。三つ。関係する各部署からの義理チョコ。および、お客さんから義理チョコが一個。
仲良しの藤から。いつもと同じ、袋入りのチロルチョコ。
それから、謎の一個。宵の雨に濡れる車の運転席側のドアミラーに、レジ袋に包まれて、下がっていた。この謎の一個は、以前職場にいたくりんちゃんからのものである、と携帯に来ていたメールで判明した。
一瞬「どこかの若い娘が俺を見初めたのか?俺も捨てたものではないなあー」とどきどきしたのだが、がっかり(←失礼)である。

どれもこれも義理ばかりである。
返しをせねばならん。
義理チョコなどは日本人の好ましくない点が現れた事項である、と思う。やめればいいのに。
でも・・・もらったときは少し嬉しいから、あってもいい(苦笑)。
でもでも・・・あくまでもらえるのが嬉しいのであって、チョコレートがほしいのではない。だから、チョコレートでなくてもいいと思う。
酒とか煙草をもらえたら、もっと嬉しい。

大寒というのに、暖かい。

インフルエンザの大流行と、どこかの病院での事件の影響か、うちの店の加湿器の設定は70%である。暖房と相まって、とても暑い。
温度如何よりも、湿度があかんのだ。蒸し暑い。
寒い地方の生き物である俺にとって、厳しい状態であった。
というか、湿度に弱い点では俺もウイルスと大差ない。
首の後ろと背中、脇の下にじっとりとした嫌な汗をかいた。


今日は俺の姉の誕生日である。
宵にメールをしておいた。
「40代突入おめでとうございます。云々」
なかなか返事が来ず、俺は寂しかった。40代と書いたのがいけなかったのだろうか、と悔やんだ。

夜更けになって返事が来た。
子供たちは39歳だと思い込んでいるから40代とは言ってはいかん、ということが書いてあった。
あの姉も年齢を気にするようになったか、と感慨深い。
それにしても、甥たちは引き算ができんのか、と不甲斐ない。

ま、俺にとって姉は永遠のマドンナみたいなものだから(笑)。
39でも40でも構わねぇけど♪

ふんころがしの独白。
「毎日毎日、うんこ丸めて・・・・何やってんだ、俺?」

(注:偶然見かけたテレビアニメでのセリフである。幻聴ではない。)


ツボった。
昨夜のメールの絡みもあって、激しくツボった。
ちょ、やめて。職場でそれは。丸めてないけど。

腹抱えて笑いたいときほど、TPOが許さん。苦痛であった。
下向いて歩いていたけど、たぶん顔は笑っていただろう。不気味だ。



というか、こんなことで喜んでいる自分があほくさくて笑える。
暖かい一日。
日陰にわずかに残っていた雪もすっかり無くなった。

立ち仕事の後に急な仕事が入り、体力も気力も使い果たした。
後仕事をする気にもなれず。ソファに横になりたかったが、人の出入りが激しくならず。ぼんやりネットサーフィンなどしつつ、休むでもなく休む。
テレビを眺めながら、ようやく書類仕事を始める。不真面目だ。

寝静まった家に帰宅。
食パンにマーガリンを塗りつけ、小腹を埋める。台所の鍋に大根の煮たのが残っていたので、それも始末。俺の胃袋がおいしく頂いておいた。
食ってから、これは翌日の朝食のおかずにまわすつもりだったのだろうか、と思い至る。言い訳を考え始めたのに、苦笑。

眠る気にならず、自室で読書。
「山月記」読了。
硬質な格調高い文章が心地よかった。注釈と行ったり来たりの読書は遅々としていたが、先を読み急がせる魅力がある。
漢文の苦手だった俺にとって、孔子もその弟子たちも遠く興味をひかれる対象ではなかった。しかし、彼らそれぞれの個性を初めて感じた。描き切る作家の、漢文の素養の高さと筆力に感心した。
中島敦は漢文学者の家系に生まれたそうだ。家の空気を踏襲することが当然であった時代に、ある種のあこがれを抱く。
やはり表題の「山月記」が一番、心惹かれた。俺の心の中にも虎が住んでいるからだ。


眠る妻の、軽くあいた唇に口づけのしたい思い。
昨夜からのあられは雪に変わった。雪の朝。
うっすらと芝庭に積雪。鈍色の空からは時折、大粒のあられが落ちてくる。
一日みぞれもようであった。
寒い。一月なみの冷え込みになったそうだ。
今年は冬の訪れが唐突で、積雪も早い。大雪の年なのだろうか。
俺の季節がやってきた。腰痛もちに寒さはこたえるし、大病の後ゆえ何かと不快な症状もあるのだが、冬のきたのは嬉しい。俺は冬が好きなのだ。


早めの帰宅。ビーフシチュー(ハヤシ?)の夕食。バケットが主食であった。
何をおいても米食の俺であり、ご飯は欠かさない妻にしては、珍しいことであった。たまにはいいものだと思う。ブラウンソースに、硬くて塩気の利いたフランスパンがよく合う。
フランスパンがまだ食べにくい娘は、ご飯にシチューをかけて食べていた。
いささか食堂は寒かったが、ほかほかと湯気の上がる料理は見ているだに温かい。家族そろって食卓を囲める幸せを感じた。


書斎で調べ物をしているのを中断して、妻の相談相手をする。
職場の問題について、と今後のことについて、である。
妻の職場の事情を初めて知り、驚く。妻も最近知って衝撃を受けたそうであるが。

俺の可愛い女房がそんなところで働いていたとは!

早急に、明日にでも退職の旨を伝えるように、妻に強く助言した。助言というよりもっと強制的な、命令に近い言い方になった。
「明日にでも、辞めてきなさい」と。
妻も「わかった」と答えた。
次の職が見つかるだろうかと心配している妻には、いくらでもパート仕事は見つかるだろうと慰める。経済的に困窮しているわけではないから、急いで求職しなくてもよいことも話す。

世間の狭い俺であるし、世の中にも疎い部類の俺ではあるが、妻に話した内容に間違ったところはないと思う。
いきなりの退職は非常識とみなされるものかもしれない。が、最低の常識=法律に抵触する行いをする相手には、一般的な常識や礼儀を尽くす必要はないだろう。

何より・・・。
職場のやり方に矛盾を感じ、そのような会社で働いていることを疑問に感じ、心を痛めた妻の、正常な感覚。それが俺には嬉しかった。
他に相談相手がいなかったのかもしれないが、早々に一番に俺に話してくれたことにも満足であった。
晴れ。風もぬるく、過ごしやすかった。


俺は妻のことを「お前」と呼ぶ。
思い出すときはかなりぞんざいな代名詞で思い浮かべる。曰く、「あいつ」であるとか「あれ」であるとか。
妻と俺という濃密な関係の間では、他者の入り込む余裕はさほどない。だから、多くの場合それは二人称で語られるわけだ。

Kのことなども、二人称で思い出すことがしばしばである。
「お前、どうしているのかねぇ?」
或いは、「あいつは今幸せでいるのだろうか?」
そんな風に考えることがある。
Kと俺の関係は、記憶の中の若い二人のままである。あのときの濃密な関係のまま、思いだす。

君のことは、やはり二人称で思い起こす。
君は元気なのか? どうしているのだろうか? 何を感じている? 飯は食いましたか?
Kとの違いは、現在進行形で思い出すことだ。
Kとの関係が死んでしまった関係とするならば、生きている関係、という言葉こそがふさわしい。疑問文の先には必ず「今」という言葉が隠されている。

名前をまったく重要視しないわけではない。濃密な関係にある二人の間にはただ相手のあるのみ、という気がするのだ。

そして、家族かそれに準ずる者にしか許されないであろう呼称を使うとき、俺は初めには畏れを感じた。許された今では、そう呼ぶとき何かしらの誇らしさを感じるのである。
俺がそうされるときも同じだ。
秘かな喜びですらある。
朝方、黒い雲がみるみる一面に広がり、雨が通った。その後はうって変わって、美しい秋の青空が広がる。
爽やかな一日であった。


昨夜寝床に入ったときにちらりと起きた妻に、誕生日のプレゼントの話をした。妻は「ありがと」と言っておった。寝ぼけているとみたが、正しかった。
今朝の妻は覚えていないと言い、プレゼントを見て喜んだ。
一つのもので二度楽しめるお得な女である。いや、DVDであるから、鑑賞して、三度喜べるわけか。
娘が幼稚園に行っている間に、少しずつ見ると言っておった。


先週の後半から忙しい毎日を送っている。まだ週の半ばの水曜日であるというのに、肉体は疲れきっておった。
精神的にはさほど疲れてはいない。むしろ週末よりは上げ調子である。乱高下を繰り返しているのには違いないが、落ち幅は小さくなってきていると思われる。
と書くと、まるで株式市場の様子を描写しているようである。苦笑。

そういえば、ニューヨークの証券取引所の様子をテレビで見ると思うことがある。
日付の電光掲示板をつけた高台にある机、鐘などのあるマーケットを象徴的する場所なのだと思うが、名前は知らん。あそこに集っている老若男女、いつも顔ぶれが違っているが、どういった基準で選ばれ並んでおるのだろう?
ナイスバディな姐さんが並んでおって、目を惹かれる。
姐さんがたくさん並んで眼福のこともあれば、おっさんと姐さん一人の寂しいときもある。
くだらんことである。が、気になってしようがない。


風邪気味で咳の続いている娘にツロブテロールテープを貼ってみる。小さな背中の真ん中に。

それさえなければ、静かな、静かすぎる夜だ。
(後付)
今年の金木犀は早かった。10月の声を聞くとともに、芳しい香りで、その季節の訪れを知らせてくれた。

金木犀の香りがすると、俺は妻の誕生日の近いことを思い出す。
毎年、妻を喜ばせようと、驚かせようと・・・かも知れない、いろいろと策を練ってきたものである。
今年はそのような大騒ぎはもうしない。
滑稽だから、である。
もうお互い40が目前となった。親にもなった。結婚生活も15年になろうとしている。知り合ってからは20年近くになる。
いいころ加減、だと思う。
大人らしく(?)寿ぐことにしたのだ。

妻のほしがっていた、90年代ドラマのDVDを記念の贈り物に用意した。
娘の寝たあとに、二人で酒でも少々飲みながら。誕生日おめでとう、と声をかけて。プレゼントを渡して。
静かに妻の生まれた日の夜を過ごそう、と思っていた。


残念ながら企画倒れ。
貧乏商売なるがゆえ。
勤務が終わって帰り着くと、すでに妻は就寝した後。

いつものこと、とお前はため息をついただろうか?
娘を寝かせて、お前も疲れて眠ってしまったのだろう。

いつものことだな、と俺はため息をついた。
お前の寝息と温みを貰って、俺も眠ってしまったのだろう。

九月の始まり。
粘りつくような湿度の高い一日であった。盛夏のカラッとした暑さとは違っている。
過ごしにくい一日であった。


本日より仕事再開である。
新学期を迎えた小中学生と共に、新たな気分で出勤・・・と思ったが、ここいらの学校では二学期制が導入されており、今日は二学期の始まりでも何でもない普通の日なのだそうだ。
何やら、俺の出鼻をくじくようである。
俺は俺なりに新学期のスタートを切るつもりで、出勤。

朝のミーティングで一応「今日から復帰しました」の挨拶をひとつ。パラパラと、気持ちのこもっていなさそうな拍手を受ける。
先輩からは「痩せたなー」とありのままの言葉をもらった。俺の気にしていることをわけもなく言い放つところが、先輩らしさ健在である。
部長からは「お元気そうで」との言葉をいただく。まあ・・・元気になったから出てきたのであるし・・・。久しぶりに会った患者さんによくかける言葉ではあるのだが・・・。それは、的を得ていない言葉使いであるように思われる。

その後は・・・先週まで静養していた人間とは思われていないかのような、扱いを受けた。
歩きはもちろん、座り仕事をしていても疲れた。何より、そうそう座ってもいられなかった。
俺はこんなにも忙しく働いていたのだろうか、と病み上がりの体がつぶやく。


足腰を鍛えなおされて帰宅。すでに筋肉が笑っておる。
慣れるまでしばらく、足腰がせつねぇのだろうなー。
もう明日には現場の手伝いがセットされたし。
人使いの荒いのは知っていたが・・・「人」使いというよりは、牛馬の如し。

今朝は気分で勝ちに行ってみたが、宵には心身ともに逆転されておった。
復帰第一戦は、調整不足で、俺の負け。

昨夜は久しぶり、本当に恋しい思いでいた、メッセを楽しんだ。とても楽しかった。
飲みながらのメッセが最も好きな時間の過ごし方のひとつであることは、間違いない。楽しみにわれを失いがちだったのか、君の聞きたかった言葉を言うのを忘れてしまった。
今朝あわてて、メールにて伝えた。
俺が挨拶のように最後に呟く言葉を大切に思ってくれていた君に。改めてありがとう、と。


妻には内緒で、昼の酌をする俺である。酒は新潟の隠れた名酒「越乃景虎」である。書斎机の一番下の大きな引き出しの奥に、隠してある。
君はそれを知って、妻にはとうにばれてあると指摘した。俺は驚いた。
しばし考えて、その隠し場所はあまりにも平凡であることに思い至った。
俺の書斎には妻は入らないと思い込んでいたが、俺が自宅療養中だからというのもあって思い込んでいたが、そんなことは約束されたことではない。
そうなのだ!
ということは・・・・書斎机の別の引き出しの、エロDVDも見つかっているというわけですね・・・・(汗)。

ああ、でもエロDVDのパッケージは密輸品(?)ゆえ、けばけばしいものではない。仕事関係のDVDだとでも思っただろう。そうに違いない。いや・・・そっけないパッケージゆえに怪しいと思ったかもしらん。
すると、俺は困ったことになるのだが・・・。
ま、どーせ中身まではチェックしてないだろうから平気♪

しょうもないことに悩む午後であった。勝手な慰めを自分に与えて、寝入ってしまった。最近ついた習慣をなぞる俺である。
勤務が始まったらぴっとするのだろうか。



俺の現在の体重は72キロである。どんなに痩せた時でも75キロを切ったことなどなかった俺である。中学生以来の体重になってしまったわけだ。

183センチで72キロ。他人は理想的だと思うかもしれない。
だが、脚も尻も肉が殺げ、二の腕も細くなり、さらには胸板まで薄くなったように思われる。
癌だったのだから仕方ないと思わないでもない。
しかし、俺は厚い胸板が秘かな自慢だったのだ。哀しい。
スーツも白衣も胸板と肩幅で着るものだと思っている。君に昨日完全否定されても、まだこの信念は残っている。

というわけで、夕食は焼肉に行った。
脂の少なそうなハラミを注文。
高カロリーなものを食っても醜く太るだけだが、気分だけでも体重を増やすつもりである。本音を言うと、肉を食いたかっただけである。
さすがに脂っこい焼き肉はまだ無理があったのか、あまり食えなかった。横で飯をぱくぱく食う娘が恨めしかった。

運動ができるようになったら、また入隊する次第。

今日は強い雨の音で目覚める夜明けであった。強く降ったり弱くなったりの雨音を聞きながら、朝を迎えた。


本日は娘は幼稚園の登園日である。娘を幼稚園に送り、妻を見送り、俺の時間になった。
家に一人きりというのも、あまり落ち着かない。今までは一人を楽しめたのにどうしたことだろう?
狭いマンションの部屋ではなく、広い一戸建てであるから落ち着かないのかもしれない。実家の古くて広い農家を思い出し、年月の慣れとは可笑しなものだと思った。

友達に久しぶりにメールなどするも、忙しいらしく返事がこない。
本を開いてみたら、仕事のことを思い出して不安定な気持ちに陥りそうであったゆえ、閉じた。
結局、ワーグナーを聞きながら眠ってしまった。オムニバスもので、カラヤン指揮の「愛の死」を聞いていたところまでは覚えている。
カラヤンの音楽で眠ってしまうというのが、俺には納得がいかないのだが・・・。
ま、心地よいワーグナーの才ゆえ、ということにしておく。
これほどないばかりに、眠った。寝てばかりであるが。今日は、娘のいない分安心してぐっすり深く眠れたように思う。


夕方からは楽しみにしていたソフトボールの決勝戦がある。俺は昨日のオーストラリア戦にいたく感動していたのだった。今日も勝って感動に浸りたいものだと思っていた。
すると、本当にかってしまった。最後はあっけないほどである。昨日の死闘とは雲泥の差である。拍子抜けした感はあるが、金メダルは嬉しい。喜ぶ選手たちの表情にはやはり感動した。
チラ見していた女子サッカーは残念な結果であったようだ。それでも強豪相手によく頑張ったと思う。


君も元気が出たか?
君の忙しさを癒すものは何だ?
忙しさの終わった時にしたいと思うことは何だ?
俺はそれが知りたい。

気温はさほどではないが、湿度の高い一日であった。こういう日は、結構体調にこたえる。

本日も一日娘の守りであった。
さすがに、俺のいるのに慣れたのか、便所にまで付いてくることはなくなった。
しかし、ひとり遊びに夢中になっていると油断すると、もういけない。
いつの間にか台所に入り込んでいた。そして、踏み台を持ち出して、シンクで水遊びである。台所の床が水浸しになってしまった。
台所の床を拭く自分に嫌気がさした。早く仕事に行きたいものである。

おお!仕事の嫌いな俺にしては何ということだろう!

実際、仕事に行きたくてたまらない。仕事をしていないことに罪悪感を感じる。
男は社会に依存する生き物だそうだ。すると、社会と隔絶している時の辛さは、女の人よりも強いのだろうか。

何年も子育てのために家にいた妻のことを偉大に思える。子供が生まれる前も、俺のわがままを聞き入れて、家にいずっぱりであった妻の気持ちを思いやると、俺は何と残酷なことを強いてきたのだろう、と思われた。


妻への罪滅ぼしと、自己満足のために、夕飯のおかずを作った。
茄子とピーマン・ニンジンの味噌炒め煮に、ほうれん草と切干大根のおひたし、それとカラスガレイの煮付け。
魚料理がしたかったのだが、夏場はあまり魚の種類がなく、輸入品になってしまった。
一汁一菜ではなかったが、うまい出来だったと思う。
なにより妻が喜んでくれたのが、俺はうれしい。

入院中はオリンピックを見る余裕もなかった。しかし今は毎日眺めている。
やはり日本選手の活躍は見ていて、楽しくも嬉しい。
水泳の北島選手の素晴らしい金メダル。柔道の不振が気にかかるが、それでもメダルをいくつか得ているのは頼もしく思われる。
体格の優れた西洋人と互角に闘える選手たちはそれだけで、十分素晴らしい。

ところで・・・静養というのは退屈である。
昨日はさすがに大人しく家でごろごろしていた。しかし今日はもういけない。退屈で退屈で・・・。
妻は今日も家にいるように勧めた。当然のことであるが、おれは不満でしょうがない。
新聞の折り込みに入っていた電器屋のチラシの、PCが目にとまった。冷やかしにでも見に行ってみよう、と妻に訴えた。移動は車であるし、さほど歩くわけでもなし、PC売場を見て回るだけならいいだろう、と妻を説得した。
また、俺のマッキントッシュのノートの調子が久しく悪いゆえ、そろそろ新しいPCが必要なのだ、とも。
妻もPCを使いたいのだろうから、PCは二台必要だ、とたたみかけた。
妻はしぶしぶ納得した。


電器屋のPCコーナーは美しいデザインのPCが並んでいる。液晶も美しくなった。俺のマッキントッシュはもちろん、妻と共有の古いウィンドウズの画面とも雲泥の差である。
妻と二人で技術の進歩に感心することであった。
俺は新しいノートPCがほしくてたまらなくなった。
マッキントッシュとウィンドウズとどちらにしようかとはもう悩まなかった。
なぜなら、今では、仕事で使うようなソフトもウィンドウズで、用意されているからである。ウィンドウズで十分なのだ。そして、ウィンドウズのノートPCの方が種類も多くて選ぶ楽しみがある。

長いこと商品を見比べて、俺は妻に「これを買おう」と言った。
妻は突然のことに驚いた。俺のいつもの悪い癖で、自分の思考過程を口に出して妻に説明していなかったから、である。
説明するといっても、スペック的なことは妻に話してもさほど興味はないだろう。
妻は「本当に買うつもりやったんー?」と言った。
ダメなのか、と尋ねたら、古いウィンドウズだけではいけないのか、と答えた。
古いデスクトップのPCは5年も使った。買い替え時でもあるのだ。また、娘がカードゲームで遊ぶようになったゆえ、家族用にしておけばいいのではないか、とも思う。
何より俺が買う気になってしまったのだから、もう仕方がない。財布を握っているのは我が家では俺だから、である。

そういうわけで、新しいウィンドウズのノートPCを購入した。
ルーターの設定に、いつものごとく苦労したが、うまく接続できた。
そして、新しいPCで日記をつけている。快適である。
黒い漆塗りのようなキーボードのタッチがとても心地よい。HDDもメモリーも大きい。
そしてスピーカーが、また良いのだ。普通のノートPCとは思えないほどである。それが気に入って、この商品にしたわけでもある。


柔道が不振だと先ほど書いたが、無差別級で男女ともに頑張りを見せた。金メダルと銀メダル。実に素晴らしい。
銀メダルは負けてもらうメダルだとも言われるようだが、悔しさ半分、次への闘志を生むものだろう。それだけに価値のあるメダルだと思う。

どんな愛情でも、想われているのは力を与えてくれる。
俺も俺なりの愛情を返そうとする。


自分の感情をそのままに伝えたいと思うが、言葉は足りなくて。足りているはずなのに、もどかしくて。
どんな風に伝わっているのだろう、といつも不安に思う。
しかし、そんなことは心配するほどのことではないのだ。

俺は自分なりに君の言葉を理解する。俺の経験したことによって。俺の言語感覚によって。
さほど違わない感覚を持つ相手だからこそ、思いの相互作用が生まれる。
俺に伝わってくるように、君にも伝わっているのだろう。
素直といえば、これほど素直なことはない。嘘をつけないのだから。

きょうだいのように、仲の良い恋人のように、長年来の友人のように。
鏡の中のもう一人の自分をみるように。
理由はわからないが、これほど言いたいことのわかる相手もおらぬことよ。
おそらく、血を分けた姉弟よりも、妻よりももっと、近しい心の持ち主なのだろう。そう思い知らされる場面が幾度と無くあった。これからもそうなのだろう。
戸惑いながらも、それは俺にとって、とても楽しみなことである。


俺のブレーキランプは6回だ。もしくは7回である。
日本語の文法ではそれが正しいはずである。

一日どんよりと青鈍色の雲が広がる空であった。遠くの山も藍色に見える。
時折思い出したように雨が落ちてくる。すると風景はにじんで、優しいものになるのだった。

今日は、俺の大切な『親友』が数年前に初めて母になった、とても重要な日なのである。
寿ぎのメールを入れた。
よう覚えているものだ、と彼女は思ったかもしれない。
林家ペーではないのだ。俺は、すべての友達・知人と、その家族の誕生日をそらんじているわけではない。


思春期になった彼女の息子は知っているだろうか。
母が苦しみの末に自分を産み落としてくれたことを。
健やかに生まれた自分を見た父母の想いを。
育んでくれる家族の有難さを。

聞き及ぶ範囲では、彼女の息子は素直に純粋に優しい少年に育っているようである。
花を愛する母親の息子が心豊かに育たぬはずはない、と俺は信じたい。

誕生日おめでとう!

5月5日。
雨模様。時折おしめりがあった。

今日は俺のうつくしいひとの誕生日だ。
花盛りの季節に生まれた。花のようにひとを惹きつけ、若々しく、純粋で、繊細な。
季節はひとの性向にも影響を及ぼすのか・・・などと思考する。

俺はそのひとのためになにもできないけれど。
迷ったならば、一緒に迷ってみようと思う。
二人で探せば出口が見つかるかもしれない。見つからなくても、一人よりは心強いだろう。
嬉しいことがあれば、一緒に喜ぼう。
二人で喜べば、笑いも乗数で増えるだろう。

俺は、そのひとが「もういらない」と言うまで、傍に寄り添っている。
距離はともかく、心の温度はいつも感じられるように、居ようと思う。


誕生日おめでとう!

美しい春の青空の広がる一日であった。
絶好の入園式日和。
新しい制服に身を包んだ娘を連れて出かけた。父母と祖母で。
内心、家族総出のようなものだと思い、そんなやからが他にもいるのだろうかと疑問に思った。要するに恥ずかしかった。
ま、仲良さげな家族連れに見えるだろうことは、悪いわけではない。内情がどうであろうと。

とはいえ、さほど内情と乖離しているわけではない。俺と義母の関係も修復されているからして。
気にすることないと思い、言い聞かせてきた。
ごちゃごちゃ言い連ねているあたりが、俺の気持ちの整理のつきにくさを物語っている。

礼拝つきの入園式。仏教色の強さに少々驚く。
しかし、何らかの規律・教え・哲学などなどを、心の中に養えるのはいいことだろう。
沢山の新入園児の中、大柄な娘はよく目立った。
神妙な顔をして、緊張気味に発っている娘の姿に成長を見た。
妻もその姿を愛しく思ったらしく、俺と目を合わせて、微笑んだ。
義母は横で鼻をすすりあげてばかりいた。花粉症だそうだ。そればかりとは言えないのではないか、と負けず嫌いの性格が良く似ている俺は思ったのだが。どうだろう?

kindergarten.JPGトリイ・ユキの制服を着た娘。おしゃれな娘は、ご満悦であった。
君の希望通り、公開しましたよ♪










ここまで育ててくれた妻に感謝の気持ちが自然に湧く。ありがとう。

(後付)
妻がB嬢に電話しての感想。
すごく優しそうな話し口で、可愛らしい、女らしい声であった、と。
妻は緊張していくらも話せなかったと、残念がっていた。
せっかくだから、ゆっくりでもいい、納得いくまで話してくればよかったのに、と俺は思ったのだが。

「あたしの声って低いし、変やがー。長いこと田舎から出たことないしー。恥ずかしかったんやってー」と困った顔をして、妻が答えた。


ちっとも変じゃないよ。訛り具合が可愛いよ。
俺の友達は誰も、君のこと山出し女なんて思わないはず。
話題の有無はともかく、話をしたいといくらかは思っているんじゃないかな。

君の声は可愛らしかった。幾分早口で。緊張していたのか、驚いたのか、そんな様子が聞き取れた。
やはり都会のひと・・・垢抜けした印象の話し振りであった。

君の声はきっと、はんなりと柔らかい京ことばなんだろう。
ちらっと毒のある、小股の切れ上がったいい女風なんだろうな。

みなそれぞれ。俺の愛する女たちの声は、この上もなく甘美だ。

(後付)
ここ一週間の間、さまざまな出来事が次々に、俺に起こった。


まず引越し。
小荷物は、荷物を沢山積める(?)妻の車を使って、日を掛けてこまめに新居に運んでおいた。

新しく購入した家具・家電は既に、運び込まれている。
大きなテーブルセットが食事室に堂々と置かれている。
二階の寝室つきウォークインクローゼットには、半端婚礼家具のたんすが鈍く光って鎮座していた。
乾燥機能付き洗濯機はやはり、というべきか、今回は見送った。
薄型テレビだけを買った。
我が家も人並みのテレビ視聴環境が整ったわけである。
世界の亀山モデルである。
DVDとサラウンドシステムとのセットにして、専用テレビ台が付いている。
黒いテレビ台は漆器のような光沢を持ち、こまめに拭き掃除せねばならないが、美しい。

引越し業者に頼むべき物は、重くて大きな家具・家電ばかりだ。
3人の作業員がやってきた。チームのリーダーは女性である。残りの男たちは素直に彼女の指示に従うのだ。
彼女は何と、60キロはある金庫を一人で運ぶことができた。
俺は「女の人が・・・!」と感嘆した。男たちは「誰も(彼女を)女と思ってないですから」と冗談を言った。
気風の良い姐さんといった感じの女性であった。
手際の良さに感心している間に、作業は終わった。
小荷物を開け、片付け開始。

やがて、妻の母が到着。
ぐるりと見回って、新築の祝いの言葉を述べた。
まさか、嫌味は言わないだろうと予想していたが、祝いの言葉に少し驚いた。俺も軽く、感謝の言葉を述べた。
妻と義母と娘が、当座に入用の細々したものを買出しに出た。
俺は一人で、書斎の片付けだ。

真新しい台所の使い勝手は上々だ。まだ多少慣れない点はあるようだが。
母子の仲良く料理した、簡単な食事で夕食。
和やかであった。が、俺は少々緊張。


引越し直後に旅行に出る妻。しきりと申し訳ながっていた。
日にちのあることだから、仕方がない。
というより、めったにない機会なのだから、楽しんできてほしい。
京都・奈良と、女の一人旅には趣のある土地だろう。
春の花の咲き始めた社寺は、どんなにか美しいことだろう!

たくさんの写真を撮ってきてくれるように、妻に頼んだ。
それを見ながら、妻の旅を疑似体験したい。
いつか二人で、古都の旅をしたいものだ。

(3/8後付)
週末の夜・・・と書くと、何やら艶めいているが。
妻に叱られた。
俺が自室の始末をちっとも始めないからだ。

俺の部屋には書籍が結構ある。
「本好き」というと上品な読書家のようだが、それとは違う。
「愛書家」といえば趣味の高いコレクターを思うが、それとも違う。
俺は、「本を捨てられない人」とでもいえばいいのか。買った本を捨てないのだ。
雑誌などはたまに廃品回収に出す。
それすらも、まるで恐ろしい犯罪でも犯しているような気分になる。そして隠れるように、深夜か早朝に出す。
とかく、本・書籍に対する異様な偏愛があるのだ。

そのようなわけで、本が大量なわけだが。
俺が「発て」と言われれば明日にも発てる男だということを、妻は忘れてしまったのだろうか?
ゆっくりやればいいではないか、と思う。

妻の監視つきで、早朝より荷造りを始めるのは嫌であった。
俺は夜なべで独り、荷造りをすることにした。


当座のところ要らないであろう本たちをより分ける。
より分けるには中身のチェックをしなくてはならない。タイトルだけみれば事足りるのだが万全を期して・・・期さなくてもよいのにそう言うのが、既に言い訳臭い。
だらだら整理をしているうちに眠くなった。
眠剤を使わずに眠れるとなったら、寝るに限る。

俺は中途半端なまま、荷造りをやめた。
妻のいる寝室に行けば、妻から「どうなったー?すんだんかー?」と尋ねられるだろう。すぐばれる嘘はつくべきではない。
俺は自室に横になり、本たちに囲まれながら、至福の眠りに就いたのだった。

昨日に引き続き暖かい一日になった。
春めいて、俺の気分も上々だ。

仕事は忙しかった。
午前は店。午後は現場。
いくつもの仕事が俺を追い立てた。
もてる気力と技術・知識を全て使い果たした気分。
少々、ぐったりした。


友達から嬉しい知らせが舞い込んだ。
密かに心配していたのが解決した。
しかし・・・。求職の電話をしたときのことを想像すると、笑いが込み上げてくる。君も言っていたように、ね。

「はい、○○屋です」
「○○ともうしますが・・・」
「はあ?!」
「求人の記事を見てお電話差し上げました、○○と申しますが・・・」
「ああ・・・」

きっとこのようなやり取りがあったのだろう。電話口の向こうとこちらでくすりと笑い合っただろう。

俺は安堵したのだ。よかった。頑張れる職場であってほしい。
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