強い南風の吹く一日。春一番かもしれない。
ヴァレンタイン・デーである。
古代ローマのヴァレンタイン司教が、禁止されていたローマ軍兵士の婚礼をした咎で処刑された日である。現代の日本においては、女性がチョコレートを贈って男に想いを伝える日とされる。
ものものしく定義することもないのだが・・・。
今年のヴァレンタイン・デーの戦果。六個。
職場から。三つ。関係する各部署からの義理チョコ。および、お客さんから義理チョコが一個。
仲良しの藤から。いつもと同じ、袋入りのチロルチョコ。
それから、謎の一個。宵の雨に濡れる車の運転席側のドアミラーに、レジ袋に包まれて、下がっていた。この謎の一個は、以前職場にいたくりんちゃんからのものである、と携帯に来ていたメールで判明した。
一瞬「どこかの若い娘が俺を見初めたのか?俺も捨てたものではないなあー」とどきどきしたのだが、がっかり(←失礼)である。
どれもこれも義理ばかりである。
返しをせねばならん。
義理チョコなどは日本人の好ましくない点が現れた事項である、と思う。やめればいいのに。
でも・・・もらったときは少し嬉しいから、あってもいい(苦笑)。
でもでも・・・あくまでもらえるのが嬉しいのであって、チョコレートがほしいのではない。だから、チョコレートでなくてもいいと思う。
酒とか煙草をもらえたら、もっと嬉しい。
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