早朝よりの晴天。気温もぐんぐん上がった。乾燥の度合いも相当であった。
外へ出ると、アスファルトの上、カッと足元からの照りつけ。気温よりも体感温度は高そうに思えた。
車もてらてらと陽光を跳ね返し、熱くなっているように見える。
地球温暖化・・・さもありなん。
今日は何事もうまくいかない一日であった。
「新こまったちゃん」の存在もイタイ。
しなくてはいけないことを言うだけは言うのだが、自分からは決してしようとしない。若い衆がすることとなり、仕事が増える。ぶーぶー言っておった。
こういう時困る。
職責が違うゆえ。彼女らの間に入るのは、案外危険を伴うのである。
かと言って、黙って見ているのも、もどかしい思いのすることである。
俺たちの世界が犬社会で、上命下服のところがたぶんにあるならば、彼女らの世界は猫社会である、というのを藤から聞いたことがある。
俺は意味が今ひとつつかめないでいるのだが。
孤立しているようでいて、事あれば団結できるということなのか?
ま、俺たちのような地獄まで一蓮托生的な世界とは違う、と言いたかったのかもしれない。
藤も・・・俺たちの社会をわかっているようでわかっていない、とも思えるな。
職場帰りに、郵便局の本局へ寄り、オークションの落札品を発送。三つの冊子小包である。
「冊子小包」と言ったが、民営化後は「ゆうメール」と言うようになったらしい。
冊子小包の古臭いが趣のある言い方が懐かしく思えた。俺も古い男よ。
夕食は済ませてきたので、妻のパッチワークするのを見ながら談笑。
娘の幼稚園の話と、何もない庭の造作をどうするかについての話が主であった。
うまくいかない一日を過ごしてきたゆえ、話し合いが多少しんどかった。
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