晴天。暑かった。しかも、蒸し暑い。本日の最高気温は32度であったそうだ。
空調の緩く入った職場には容赦なく、陽光が照りつけていた。
駐車場の車のボンネットからは陽炎が発つ。
こんな暑い日であるというのに、妻の職場ときたら・・・。空調がないとか。
俺は、もうそこでアウトではないか、と思うのだが。妻は暑さに強いようで、窓を開けて入る微風があれば耐えられる、と言う。
そこまでしても、働きたいのかと思う。
聞いている範囲では、パート仲間との関係は良好であるようだし、仕事も基本的に座り仕事で楽だとか。時給も以前働いていたところよりも高い。俺がとかく文句をつける要素はない。
水分補給と休憩をこまめにとって、熱中症を避けるように忠告するしかなかった。
機嫌よく働きに出ているのに、俺は何とも・・・不満というか、納得のいかない理由がつかめずにいる。
あまり体調が良くないからか、何に対しても億劫である。
私生活の荒れを営業中は出さないだけの自信は、あるつもりである。しかし、俺の性質面を攻撃されると、もう如何ともしがたい。
冷たいのも、そっけないのも、冷静ということさ。
今では怒りを向けられるのも、コミュニケーションの一環だと思っている。
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