蒸し暑い。最高気温は33度であったとか。
午前中出勤。
職場の温い冷房には辟易する。何度もブログで託っているが。
作業服が結構暑いのである。盛夏にはいつも半裸で仕事をしたいと思う、俺である。
暑いっちゃあ文句を言い、寒いっちゃあ文句を言う。わがままなものである。
午後より近場にドライブ。
海辺は暑くらしいので、山手に行く。
さすがに山手は10度ばかり気温が低い。車のエアコンよりも外気の方が心地よかった。
野生のガクアジサイがところどころに、青い涼しげな花を揺らしていた。
シーボルトが西欧に紹介した日本原産のこの花は学名を、彼の妻の名・おたきさんにちなんで「オタクサ」と言うそうだ。これは妻が俺に教えてくれたこと。ロマンティックな逸話である。
高くに登り、眼下を見下ろすと、杉の濃緑色の合間に、合歓の薄紅色の花がたくさん見られた。
梅雨明けを告げる花と言われているゆえ、今が盛りなのだろう。愛らしいふわふわした花である。そして、どこか儚げな幻想的なイメージのある花である。名前のせいであろうか?
山から雫を落とす名もなき小さな滝の、清らかな白糸模様に涼しさを感じながら。
小一時間のドライブであったが、涼感のある旅となった。山の息吹を胸いっぱいに、リフレッシュできた。
明日からも頑張れる。
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