妻が旅行に行っている間。
引越しまもない新居に妻の母がやって来て、俺の不在の間の娘の面倒をみてくれることになっている。
ついで、かどうか・・・俺の朝食とか夕食も支度してくれるのだろう。
「あの男」と呼ばれ、蛇蝎のように嫌われていた以前を想うと、夢のような親切ぶりである。
ま、孫娘が可愛いだけかもしらんが。
義母の中では俺は既に、可愛い孫娘の父親であるからして。
気にすることはないのだ。
俺も以前ほど義母に構えることもなくなったように思う。
ただ、ただ・・・「好きな姑」とはまだ認識できないでいる。
友達の指摘によれば、一生「好きな姑」にはなりえないであろう、とのことである。慧眼なり。
俺もそうだと思う。
嫁姑問題には比べるまでもないが、婿姑問題も結構気を使うのだ。
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