岩手と宮城の地震で、突然に命をなくした方々。
休日の秋葉原で、凶刃に倒れた人々。
俺の命を変わりに差しあげたい、と思った。誇張ではなく。
今日の後にはまた同じように一日が訪れると、当たり前に思う我々である。
毎日は偶然の危うさの上に乗っているのかもしれない。
踊る骸骨が「死を想え」とささやく。
突然の死は言うに及ばず、病床での死ですら、用意された死ではない。
生も用意されたものではないが、明日も同じと思う凡夫ならば、精一杯過ごそうではないか。
明日は今日とは少し違うかもしれない、と希望を持って。
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