晴れ。しかしながら、低い入道雲がいくつか、空を覆っていた。蒸し暑い。
午前中、仕事。
友達のメールで、昼飯はそうめんが食いたくなった。
正午間近だったので、慌てて妻に電話。「昼飯はそうめんで」と伝える。
妻は「ご飯あるからー、それ食べないとー」と困った様子であった。
ま、仕方ない。
熱い味噌汁と、納豆、冷奴の昼食となった。どうやら、妻も暑さに気だるく、料理をする気が起こらなかったようだ。ありあわせのものと思われる。しかし・・・大豆健康法にでも目ざめたのかと思うほど、大豆製品満載の食卓であった。
娘が幼稚園で育てていた、ミニひまわりが咲き始めた。
娘のものは、種が悪かったのか、土が悪かったのか、ひょろひょろとした茎のひまわりである。持って帰ってきたから、小さな手で一生懸命、毎日忘れずに水遣りをしていた。努力が実った、とでもいおうか。
咲き初めた貧弱なひまわりを見て、愛情を掛けることの意味を知る。
夕食は冷やし中華のリクエストで、昼間のリベンジ。
妻が薄焼き玉子を失敗して、何だか分厚い金糸玉子の載った料理になった。それも家庭の味である。
それにしても、妻は何時になったら、料理の腕が上達するのだろう。毎日、サボっているわけでもないのに。
・・・もうこれは、才能だね、奥さん♪
何でも立派にこなす妻では、俺は申し訳ない気分になってしまうから。これはこれでいいのだろう。
出来てない妻の方が、俺は可愛いと思っている。
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