(後付)
麗らかに晴れた一日。ただ風は冷たい。
このところの雨と風で、桜も3割ほど散った。散り急ぎの美しさが、俺は好きだ。
朝通院のこと。
気持ちも充分で、やる気に遜色はない。上々といったところの病状である。
このまま寛解してくれればいいのだが。根拠はないが、そうなりそうな予感がする。
脚が落ち着かないというか、ふくらはぎが張るようで、少々しんどいなと思っていたことを主治医に打ち明けた。
acathisiaなのか?
前回エビリファイを増やされたのがいけなかったのか。今回少し減らされた。
俺の処方は以下の通りである。
ルボックス錠50㎎ 1日2回 朝・夕 →
エビリファイ錠3㎎ 1日1回 夕 ↓
メイラックス錠1㎎ 1日1回 朝 ↑
ガスモチン錠5㎎ 1日3回 朝・昼・夕→
サイレース錠2㎎ 1日1回 就寝前 →
頓服でレキソタン錠5㎎
公開してもしなくても、意味はないデータなのだが。
旧ブログでは、鬱病の医師など世間体が悪いから、大々的には公開したことがなかった。それに気づいたゆえ、今回公開してみた。
君が驚くほどではない量だろう?
なければやっぱり困るのだろうけど、飲むのが自然な行為になっているから、もう食後のデザートみたいな感覚なのである。
レキソタンは久しく飲んでいない。落ち込みの激しいときはしばらく経験していないから。
メイラックスをのんでいるからといって、不安感や緊張に苛まれているわけではない。エビリファイの減らされた分を補う形なのだと思う。
ちなみにエビリファイというのは、ご気分を落ち着かせるお薬だ。気分の波を平常にする薬と思いたまえ。
今日は福井の春祭りだとかで、時代行列があるらしい。
繁華街はせわしげで、何処からと思うほどの人だかりが正午前から現れた。
賑やかな人だかりには背を向けて、俺は城の堀の桜浜を覗き込み、きれいだなと思いながらいた。
数時間後には、ここにいるみなが桜には背を向けて、賑やかで華やかな行列に目を向けていることだろう。
夜中は仕事ができて、出勤した。正直眠かった。
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