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昨日に引き続き寒い。だが、雪の降ることはなかった。


朝方、職場で仕事。
昼前に帰宅。


妻と相談して、漬物を漬けてみることにした。
俺の生まれた家では、冬めいてくると漬物を始めた。白菜や大根を用いて、それらは家でとれたもので潤沢にあった、樽にいくつも漬物を漬けた。板の間で白い息を吐きながら、母や叔母が野菜を割ったり、ぬかを振ったり、塩を振ったり、賑やかに作業していた。
小さい俺は、大きな菜切り包丁を恐る恐る使い、手伝いともいえぬ手伝いをした。それを思い出す。
季節ごとの仕事、季節感の無くなった今でこそ、大切にしたいと思う。また小さな娘にも、小さな俺と同じような、初冬の思い出を与えたいと思った。

ホームセンターにて、漬物樽と重石を購入。3人の家族でどれくらい食べられるのか、はたして。見当がつかなかった。よって、中庸を旨とする。
売っていた中の中ぐらいの桶と中蓋をひとつ。
重石は悩んだが、3.5キロと5キロを一つずつ買った。重石は重いほどいい、と母が言っていたように思うが、菜がぺっちゃんこになるのもどうかと思うので。
それから、スーパーで野菜を調達。
大根5本、白菜3つ。きれいな売り物野菜を漬けものにすることに、俺は何となく罪悪感を感じる。

実家のような土間とはいかぬゆえ、ダイニングテーブルの上にて漬物作業開始。
太くて白いきれいな大根は4つに割っても、まだ太い。妻の言に従って6つに縦割りすることにした。大根は新鮮だったと見えて、シャクリと爽やかな水気の多い音をたてて切れる。
「あー食べたいー」と娘が言う。あまりうるさく言うから、親指ほど切って食べさせてやった。
白菜も6つに縦割りにした。
大根から樽に敷き、一段ごとにぬかと塩を振る。塩加減がわからないので、薄めにしておいた。
重石をかけて終了。食品庫に運び込んでおいた。
「どれくらいで食べられるんかなー?」と妻が言う。
俺も詳しくはわからんが、状態を見て試し食いしてみるか、と思う。

毎冬、何度も母親のするのを見てきたから、簡単にできると思っていたが、いざやってみるとなると難しい。
それとも、眺めていただけなのに、よくできたと言おうか。

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